2012年 07月 08日
木の味わい(建具編)
内装建具がたくさん出ています。
それはそれで、スッキリしていてスマートだと思います。

今回は、既存の雰囲気、サイズ、何より施主様が木の良さを知っておられるということで
オリジナルの木製建具を作ることにしました。


奥様が縦格子が
ご希望だったので、いくつかデザイン・コストを考えてご提案しました。
建具工場で打ち合わせを重ねてい建具です。5/31搬入!
私自身も出来上がりを見るときはいつもドキドキ。。ワクワク。。。です。
廊下と和室居間の間仕切り引き戸、押入れの建具


押入れの扉は、片開き戸から飛び出た取っ手ではなくシンプルなデザインのどこからでも開けやすい折れ戸を考えました


廊下とキッチンの間仕切り引き戸
キッチンと和室居間はデザインを合わせ、すりガラス幅60mm・格子幅60mm6本と同じ幅で採光も入りやすく、ガラスも割れにくい間隔にしました。
廊下側から見た感じです。お昼はキッチン側からの採光が・・夜は照明の明かりが程よくすりガラスから零れ落ち廊下の印象も
『モダンなお店の様に雰囲気が良くなった』とご主人・奥様・娘様とも気にいっていただけました。

間仕切り袖壁、キッチンの勝手口引き戸

袖壁は、格子とガラスの間隔を36mmに合わせ、勝手口も格子は合わせて36mmの幅にして両面格子にして、ガラス面を広めにとりました。


自然の木目の風合いが格子の1本1本に何とも言えない味をだし、程よく存在感があるのに部屋にもとけ込んでいるのは、やっぱり自然の物のチカラでしょうか?!
とっても素敵なものができたと喜んでいただけたのがなによりです。
自然派の自分らしい住まいKATA暮らしKATA エルグ建築設計事務所
by kimaguretetty
| 2012-07-08 14:54
| リノベーションLIFE